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タイムゾーン連続表示 機械式時計

かつてないアプローチ

「画期的なペックールの発明を取り入れ、偉大なるパイオニアの精神を継承する」、このシンプルなコンセプトに基づいたタイムピースが誕生しました。直感型の読み取り機能により、ベース都市の時刻に基づいた換算や、現地時刻からの差し引き計算を行うことなく、第2タイムゾーンの時刻を表示します。時計メーカーCentagoraのクラフツマンシップを余すところなく反映し、一見シンプルな外見には118にのぼるパーツ、20個の石が隠されています。特許を取得したオリジナルGMTシステムをはじめとして、きわめて複雑なメカニズムを有しています。

進化に対応するペックールの差動装置

差動システムが、この画期的なタイムピースの核を構成しています。ピニオンを介してムーブメントのエネルギーが分配され、ふたつのエントリー歯車から共通の出口に向かって、ベースムーブメントから第二タイムゾーン表示へと情報が伝達されます。GMTゾーンと時間表示は、デイ/ナイト表示に連結しています。ふたつのエントリー歯車のうち一方は機能の維持をつかさどり、もう一方は作動システムのベースに星を配し、一時間刻みによる補正を行います。

ペックールの原理に従い、OP 21/1-15キャリバーの差動システムはフラットではなく層状に構成されています。この点において、従来の差動システム式時計と異なっています。アングルの遊び歯車装置に基づいたこの特徴的な構造は、エレガントな奥行き感と軽快な外観をもたらすだけではなく、摩擦を減らしエネルギーを極力節約するという機能も持ち合わせています。

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